実際に会う前の“第ゼロ印象” ビジュアルで自分を表現することが肝

フェイスブック、インスタグラムといった
SNSで情報を発信しているビジネスパーソンは
数多くいます。

インターネットという大きな海の中で、
情報を収集しているとき、
このような経験はありませんか?

「SNSやホームページで見かけた人で、
まだ実際に会ったことはないけれど、
相手の印象が強く残っている」

初めて会った人から受けるイメージを
“第一印象”と言うなら、

会う前にSNSなどから
受けている印象は、
まさに1の前の
“第ゼロ印象”。

インターネットが生活必需品となり、
SNSが全盛を迎えた今。

“第ゼロ印象”のブランディングは、
ビジネスをするうえで、
重要度の高い
マーケティングの一つとなっています。

では、
「第ゼロ印象で相手に深い印象を残す」には、
いったいどうしたら良いのでしょうか?

SNSやホームページなどで、
相手に発信できる情報は
限られています。

なぜなら、
人間の五感のうち、
“視覚”のみで
相手に意志や人間性を
伝えなくてはいけないから。

人と人が実際に会うとき、
声によって聴覚、
フレグランスで嗅覚、
資料などのアイテムによって触覚など、
五感をフルにつかって
互いに相手の印象を
感じ取り合っています。

ですが“第ゼロ印象”では、
写真やデザイン、文章といった
「視覚表現」だけが頼り。

「相手にきちんと伝わるビジュアルで、
 表現し、発信されているか」が
カギとなってきます。

ビジュアル(視覚表現)のみで
相手に好印象をのこしたい場合、

「清潔感」
「笑顔」
「美しく前向きな言葉選び」

など、さまざまな
押さえておくべきポイントがあります。

ひとつひとつのポイントを外さないためには、
「ちゃんと相手に伝えること」を
常に意識する必要があります。

例えば、清潔感。

毎日清潔に、
全身を念入りに手入れしていても

髪型が整っていない、
服がシワだらけ、
といった風貌では、
相手に意志が伝わりません。

人の内面は、
有形にして
表現して初めて、
相手に伝わるもの。

「外見は、人の内面の一番外側」。

内面と外側(ビジュアル)をイコールにする
表現ができて初めて、
SNSの大波を
乗りこなせるのではないでしょうか。

SNSによる“第ゼロ印象”で
ビジネスシーンを切り開いていく時代。

「ビジュアルブランディング」のスキルは、
多くのビジネスパーソンにとって
非常に大きなパワーとなります。

内に秘めている
意志や魅力を
正確に表現し、
発信するスキルだからです。

「ビジュアルブランディング」を始めるとき、
まず自分の内面を、
俯瞰して理解することから始まります。

その後に、
どのように“見える化”するかという、
表現について考えていきます。

自分自身を深く理解せずに、
ビジュアルづくりだけをしても、
キラリと光る「個性」は、
出てきません。

SNSで埋もれない、
確かな存在感は、
「ビジュアルブランディング」で磨くのが、
一番の近道となるでしょう。

次回の記事では、
「ビジュアルブランディング」の実践入門編、
自分の内面を知るための
ワークについてご紹介します。

なんでもウェルカムで楽しめる、
新しい可能性に常にチャレンジする、
失敗しても「もう一回!」とあきらめない、
そんなビジネスパーソンのみなさま。

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