フェイスブック、インスタグラムといった
SNSで情報を発信しているビジネスパーソンは
数多くいます。
インターネットという大きな海の中で、
情報を収集しているとき、
このような経験はありませんか?
「SNSやホームページで見かけた人で、
まだ実際に会ったことはないけれど、
相手の印象が強く残っている」
*
初めて会った人から受けるイメージを
“第一印象”と言うなら、
会う前にSNSなどから
受けている印象は、
まさに1の前の
“第ゼロ印象”。
インターネットが生活必需品となり、
SNSが全盛を迎えた今。
“第ゼロ印象”のブランディングは、
ビジネスをするうえで、
重要度の高い
マーケティングの一つとなっています。
*
では、
「第ゼロ印象で相手に深い印象を残す」には、
いったいどうしたら良いのでしょうか?
SNSやホームページなどで、
相手に発信できる情報は
限られています。
なぜなら、
人間の五感のうち、
“視覚”のみで
相手に意志や人間性を
伝えなくてはいけないから。
人と人が実際に会うとき、
声によって聴覚、
フレグランスで嗅覚、
資料などのアイテムによって触覚など、
五感をフルにつかって
互いに相手の印象を
感じ取り合っています。
ですが“第ゼロ印象”では、
写真やデザイン、文章といった
「視覚表現」だけが頼り。
「相手にきちんと伝わるビジュアルで、
表現し、発信されているか」が
カギとなってきます。
*
ビジュアル(視覚表現)のみで
相手に好印象をのこしたい場合、
「清潔感」
「笑顔」
「美しく前向きな言葉選び」
など、さまざまな
押さえておくべきポイントがあります。
ひとつひとつのポイントを外さないためには、
「ちゃんと相手に伝えること」を
常に意識する必要があります。
例えば、清潔感。
毎日清潔に、
全身を念入りに手入れしていても
髪型が整っていない、
服がシワだらけ、
といった風貌では、
相手に意志が伝わりません。
人の内面は、
有形にして
表現して初めて、
相手に伝わるもの。
「外見は、人の内面の一番外側」。
内面と外側(ビジュアル)をイコールにする
表現ができて初めて、
SNSの大波を
乗りこなせるのではないでしょうか。
*
SNSによる“第ゼロ印象”で
ビジネスシーンを切り開いていく時代。
「ビジュアルブランディング」のスキルは、
多くのビジネスパーソンにとって
非常に大きなパワーとなります。
内に秘めている
意志や魅力を
正確に表現し、
発信するスキルだからです。
「ビジュアルブランディング」を始めるとき、
まず自分の内面を、
俯瞰して理解することから始まります。
その後に、
どのように“見える化”するかという、
表現について考えていきます。
自分自身を深く理解せずに、
ビジュアルづくりだけをしても、
キラリと光る「個性」は、
出てきません。
SNSで埋もれない、
確かな存在感は、
「ビジュアルブランディング」で磨くのが、
一番の近道となるでしょう。
*
次回の記事では、
「ビジュアルブランディング」の実践入門編、
自分の内面を知るための
ワークについてご紹介します。
なんでもウェルカムで楽しめる、
新しい可能性に常にチャレンジする、
失敗しても「もう一回!」とあきらめない、
そんなビジネスパーソンのみなさま。
ぜひ来週も記事をチェックしてください。