「ビジネスパーソンの必須スキル」と聞いたとき、
思い浮かべるものは何ですか?
コミュニケーション能力、営業力、
マーケティングスキル…などでしょうか。
では、それらの“指針”となるものは?
この“指針”とは、
企業でいうところの「理念」。
ビジネスパーソン=個人となると、
「理念」を問われても
すぐに言葉で出てこない人は
多いのかもしれません。
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古代ローマの哲学者・セネカは
こう言っています。
「どの港に向かって航海しているかを知らなければ、
どんな風も順風ではない」
つまり、
「自分はどういう人間で、
世の中にどんなことを提供していきたいか」
という“指針”について、
鮮明に、そして深く認識できている人でなければ、
よくできたビジネスをしていても
実は脆弱です。
“指針”があやふやな状態では、
コミュニケーション能力や営業力といった、
さまざまなスキルを使いこなしても、
周りにきちんと伝わっている実感が
わきにくい。
そして、
「本当に今のままで良いのだろうか?」
という不安や迷いを生みます。
「たくさんの努力や成果を積み重ねても、
なぜか満たされない…」
と感じているビジネスパーソンは、
“指針”をしっかり認識していないために
生まれるジレンマに
悩まされているのではないでしょうか。
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そこで提案したいのは、
「ビジュアルブランディング」です。
「ビジュアルブランディング」とは、
「自分の想いやビジネスの魅力を
純度100%で周りに発信する」スキルです。
自分自身について深く知る技術、
そして、
人の内面を“見える化”する技術、
の二本柱で成り立っています。
内面を“見える化”する表現方法は、
見た目(ファッション)や会話、
SNSといった情報発信など多岐に渡ります。
伝えたいことが伝わり、
ビジネスの成長を促したいと願う
ビジネスパーソンならば、
「ビジュアルブランディング」は
しっかり押さえておきたいスキルです。
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ここで、
「それならコンサルティングへ依頼すれば良いのでは?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言いますと、
コンサルティングを受ける前に、
まず「ビジュアルブランディング」!です。
ポイントは、
自分自身の理想のあり方(未来イメージ)です。
コンサルティングは、
プロがビジネスの成長を指南してくれます。
このとき、
「正解を教えてもらえる」と
受け身でいると、
「自分は本当は何がしたいのか」
「今の方向性で合っているのか」と迷ったとき、
あるいは、
新型コロナのような
急激な社会変化が起こったときに、
対応しきれないかもしれません。
社会が変化し、
出会いがSNSへシフトしている中、
自分の価値を知り、伝え続けていくことが
ビジネスの成長につながります。
時に「SNS発信は苦手」という方がいます。
ビジネスでのSNS活用が不可欠だと
感じているにも関わらず、
なかなか第一歩が踏み出せないのは、
自分の価値やビジネスの魅力に
「自信」がないからかもしれません。
自信とは、
自分を知ることで得られます。
「ビジュアルブランディング」は、
まず自分。
自分自身が、
「意識をする」
「意識のベクトルを変える」
ことからはじまります。
そのため、
「ビジュアルブランディング」をしている人が、
自発的な状態でコンサルティングを受け、
自分では気がつかなかった新たな発見が得られた、
ということはあります。
コンサルティングを
より実のあるものにするには、
「ビジュアルブランディング」が有効なのです。
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刻一刻と変化を続ける時代の中で、
自分の内面にブレない軸(指針)を持ち、
進化をし続ける力を得る。
さらに、
抽象的な内面を
“見える形”へと落とし込んでゆく。
それが「ビジュアルブランディング」です。
今後、さらに強く、
多くのビジネスパーソンが
求めるスキルとなっていくでしょう。
このブログでは、
「ビジュアルブランディング」の
基礎について連載をしていきます。
ですが、ブログを読み、
頭で理解しただけでは、
習得することはできません。
ぜひ理解から実践まで行って、
このスキルの奥深さを感じてみてください。
きっと、
自分自身の手で人生をクリエイトする楽しさや、
喜びに出合えるはずです。
ようこそ、
常に新しい自分を創造する世界
「ビジュアルブランディング」へ!