自らの力で
未来を切り開く
ビジネスパーソン。
必須スキルといっても
過言ではないのが、
「ビジュアルブランディング」です。
その一歩として
取り組んで欲しいのが、
「自分がどういう人か」を認識するワーク。
ワークに取り組んでみると、
自分を表すいくつかのキーワードが見えてきます。
それらを
「ファッション(外見)」や「言葉や価値観(内面)」といった
“ビジュアル”へと昇華させてゆく。
まるで錬金術のような作業です。
今回は、
そんな「自分を知るワーク」について
ご紹介します。
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さまざまな手法のワークがある中で
「ビジュアルブランディング」では、
“感情”にフォーカスして
心をひも解いてゆき、
大切にしたい想いや望み、
思考のクセを
自分自身が気づいていく
「LIFE LINE(ライフライン)ワーク」を行います。
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「LIFE LINE(ライフライン)ワーク」は、
いわば「自分年表」です。
今日までの人生の中で起こった
ベスト3、ワースト3の出来事を
年齢と照らし合わせて
二軸グラフにおとしこむ、
というもの。
一枚の紙に、
一番左側に縦線(縦軸)を引き、
その真ん中に横線(横軸)を引きます。
縦軸は、
横線と交わる点を0(ゼロ)として、
人生で起こった出来事の良し悪しを、
プラスマイナス10段階で
評価する指標。
横軸は年齢です。
ベスト3、ワースト3を記入するとき、
出来事の情景や
そのとき感じた気持ちを
頭の中で鮮明にイメージしながら
振り返ります。
どのような出来事に対して、
「嬉しい!」「ワクワクする!」と感じ、
「辛い」「悲しい」と感じるのか。
心が動くポイントについて、
とことん、考えます。
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起こった出来事(事実)を、
「良い」「悪い」と判断しているのは、
人間の頭です。
目の前で起こった出来事(事実)を、
感情のフィルターを通して見、
良い出来事、
もしくは悪い出来事として、
認識しています。
起こった出来事(事実)に対して、
どのような感情が生まれ、
自分がどう認識したのか。
この感情が動いたポイントこそが、
キーワードであり、
唯一無二の個性となる、
ダイヤモンドの原石となります。
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また、
「LIFE LINE(ライフライン)ワーク」では、
自分自身のキーワードを
見つけるだけでなく、
「嫌だ」「悪い」「悲しい」など、
ネガティブに認識した出来事を、
ポジティブ認識に変換していくところまで
行っていきます。
紙に書きこんだワースト3は、
実は、ポジティブと表裏一体。
認識の仕方を変えるだけで、
ネガティブに感じる出来事がすべて
「ありがたい出来事」へ
変わっていくのを体感できるはず。
次回以降の記事では、
・ネガティブな認識を変える「ポジティブ変換」
・キーワードを「個性」に活かす方法
などの、
『応用編』を連載していきます。
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今回ご紹介した
「LIFE LINE(ライフライン)ワーク」は
1回おこなってそれで終わり、
ではありません。
1年に1回、
もしくは3~5年に1回など、
定期的に行うことを
おすすめしています。
繰り返し行うほど、
自分の変化を感じやすくなり、
人生を左右しているのは、
自分が生み出した認識だということに
気がつくはず。
また、
ベスト3、ワースト3ほどではない、
でもなぜか気になる、印象に残っている出来事も
メモ書きとして記入するのも◎です。
思いがけない、
新たな気づきが生まれることがあります。
また反対に、
グラフに書くことがはばかられる出来事は
書かなくてもOK。
過去を深堀りするだけではなく、
「未来へ活かせるキーワードを探し、
人生をポジティブに変換するため」の
自分の棚卸しのつもりで、
意識しながら
行ってみてください。